DxO PhotoLab

現像ソフト DxO PhotoLab
以前、「DxO OpticsPro」のオンライン版を購入したんだけど、発色が好みに合わなかったのと動作の遅さがネックで「買ってみただけ状態」だった。 その後、部分補正機能も搭載した「DxO PhotoLab」へ有償アップグレードしたんだけど、発色と遅さは今まで通りだった。 唯一の利点は同一アプリでソニー機でもキヤノン機でも光学補正を施したRAW現像が出来ること。




このソフトウェアを開発・販売している DxO Labs が破産手続き中になってしまい、新カメラや新レンズの光学補正データを提供出来るのか不安である...いや、そもそも現像ソフトで利益を出すのは難しいだろうからこのまま終焉してしまうのではないかと思う。 事実、日本での販売代理店である株式会社ソフトウェア・トゥーのホームページには4月26日付けで「諸般の事情」により DxO 画像編集ソフトウェア 一時販売休止 のお知らせが掲載されている。

DxO は皆さんご存じの画質評価サイト DxO Mark を運営していますが、数年前に DxO Mark の運営は分社・子会社化した DxO Mark が行っていました。 彼らはソフトウェアだけでなく、スマホ用の小型アタッチメントカメラ DxO ONE の開発・販売も行ったんですが、『売れた』という話は聞いた事がないので丸々の赤字だったんだろう。 売れそうもないハードウェアに手を出しちゃダメだよねぇ。


DxOMarkのスコアって...
DxO Mark は分社化してあったけど、本体の DxO Labs が破産手続きをしているので、 DxO Mark もどうなるか判らないなぁ。 そもそも DxO Mark って「昔聞いた噂」によると、メーカー向けに評価システムの販売も行っていたらしい。

評価システムを購入したメーカーは DxO Mark 社へ評価用カメラやレンズを直接納入出来るけど、評価システムを購入していないメーカーの製品は DxO Mark 社が一般市場から買った品物を評価する仕組みになっていたらしい。 なので、DxO Mark 社へ直納できるメーカーは DxO Mark 対策用にチューニングした品物とか、チャンピオン品とかをテスト品として納入出来たそうだ。


DxOMarkは何を計ってるの?
今では各メーカーの製品は充分な性能を有しているけど、10年前だとスコアを上げるには DxO Mark 対策を施した品物を納入するのが手っ取り早い。 DxO Mark の公開評価結果と実製品とで『何だか違うけどなぁ』という製品もあったよねぇ。 まぁ、DxO Mark も慈善団体じゃないので「何かを売って利益」を得ないとならないので、えげつない手段を選んだのだろう。 あっ、あくまでも噂や憶測ですよ...あくまでも...悪魔でも

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