CANON LENS 28mm 1:2.8
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1957年に発売された4群6枚構成のオルソメター型で、中央は絞り開放でも使える画質だが、画面周辺は優しいサジタルコマフレアが盛大に出る。 F5.6まで絞れば周辺でも実用的な描写になる。 平面的な被写体や遠景ならF5.6に絞った方が良いけど、中央付近に主被写体を配置するなら開放でも使えるレンズである。 背景ボケは SERENAR f:3.5 28mm より素直にボケてくれるので嫌味の無い描写に仕上がる。 ちなみに、写真で装着しているファインダーは Accura 28-135mm Universal Zoom Finder で、先のロシア製よりスマートだけど、見え味がイマイチなんだよなぁ。 |
あとがき
スクリューマウントのままだけど、1956年に脱バルナックコピー型となる第三世代のVシリーズを発売し、シャッターダイヤルが1軸となったVI型の発売は1958年と遅れているうちに、時代は一眼レフに移行してしまい、一眼レフでも先行他社に後れを取ってしまった。 その後、レンズ交換式レンジファインダーカメラは1965年に発売された Canon 7s まで粘ったが、それを最後に撤退する事となった。
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破損したシャッター幕 |
実は、記事を書くために Canon IV Sb を引っ張り出してシャッターを切ってみたら、その音が...『ぬんっ!?』...シャッター幕が破損しました。 シャッター幕が硬くなっていた様で、レリーズしたら先幕がくしゃくしゃになってしまった。 今のところ Canon IV Sb改 も Canon II S改 も元気なので、放っておこうか修理はしようか...シャッター幕作成・交換・調整って手間なんだよなぁ...どうしましょう。
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