Subsequent Face Recognition | その後の顔認識

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顔認識AI用の教師データ
自作の画像ビュアーには顔検出やバストアップ検出や眼検出などを組み込んであるけど、出来るだけ誤検出を防ぐようにプログラミングしていた。 でも、それだと普通の人間であれば顔だと認識する「障害物に顔が隠された」写真を、自作画像ビュアーでは顔だと認識してくれなかった。
動画やライブビューであれば複数のフレームから本当の顔らしさを判断できるけど、一枚のみ静止画写真の場合は顔を見逃したくない。




沢山学習させてチューニングを施した結果

左:チューニング前の結果 右:チューニング後の結果
僕の顔検出AI部分は自分で撮影した写真を使って18,000顔を学習させたものなんだけど、顔が隠された写真を教師データには入れていない。 大抵はハッキリと顔が写っている写真しか学習させていないし、それが正しいと信じている。
というのも、手で隠した顔写真や絵本を使って『これも顔ですよ』なんて教え方を子供にしないだろう。

われわれ人間が手で隠された顔写真を「顔だ」と認識出来るのは、人類の脳味噌に仕込まれた顔認識器が非常に敏感だかららしい。 それゆえ、日常生活の色んなところに『顔に見える岩』とか『鯉の模様が顔に見える』とかを見つけちゃう訳だ。

僕が作っているAIは確実に顔だと思える物を抽出する様にチューニングしていたけど、顔の様なものを全て認識させた後に「やっぱり顔じゃない」というものを落とした方が人間ぽくて良さそうだ。


顔がハッキリ見えなくても推定出来るようになった
様々な顔を学習させ、認識条件や認識パラメーターを調整する事で、人間並みの顔認識が出来るAIになった。 人間並みに敏感な顔認識にする事で、腕が被っても顔「らしさ」を認識して眼も抽出できる様になったなので、この設定で撮影写真の自動レーティングを本格稼働させようと思う。
ただし、今までは女性と男性の区別なしに学習させていたんだけど、主被写体は女性だったりする事も多いので、男女を別けて性別も学習させてみようと思う。 性別の推定が上手く出来ればレーティング精度が増しそうな気がする。


心霊写真

心霊写真 - その1
ところが、写真の作画意図などが判らないので、妙なものを顔だと認識してしまう。 ぼくらが、顔じゃないものに顔だと見えてしまう事と同じだで心霊写真の様になってしまう。


心霊写真 - その2
主被写体が後ろ向きの写真をAIに見せると、壁の看板漫画に顔があると言ってくる。 全然間違いという訳じゃないので、これを顔じゃないと教える事はしないでおこう。
でも、さすがにリンゴ顔を顔だとは言わなかった。


集合写真?

認識しすぎて困る写真
沢山の観客が写っている写真をAIに見せると、多少ボケていても顔を認識してくれる...しかも沢山。 これじゃ主顔がどれだか判断できないので、様々なシーンを認識するAIを作らないとダメそうだ。


まとめ

僕のAIは浮動小数点を使う動作が遅いタイプだけど、精度は出しやすい。 遅いパソコンだとサクサク認識...という訳には行かないし、一回の機械学習に数週間を要するのが困りものだ。
高速タイプのAIに切換えることも検討しなければならないけど、今までに作成した教師データや間違いデータは有効に使えるはずだ。 まだまだやる事がありそうで、老人ボケしてる場合じゃない。

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