天井カメラ | Ceiling Mounted Camera

最近はアリーナの天井にカメラを設置するのが流行りだ
大きなスポーツイベントなどでは撮影ポジション取りが重要だけど、セキュリティーや安全面の問題もあり何処からでも撮れるわけではない。 オリンピックでも撮影禁止場所から撮影して騒動を起こすカメラマンが居たりするけど『また、あそこの社か...』って事もある。

一昔前まではプールの水中やアリーナの天井にカメラを設置出来るのはAP・Getty・Reutersなどの有力通信社だけだった。




テレビカメラも天井に設置 -フジテレビ-
テレビ観戦していた方は天井からの映像が流れたハズです。 でも、天井からの映像って面白みが無いので、娘などは無意味な映像だと言ってるよ。 確かにスピンなどを真上から見せられても、普通は見られないってだけで面白くもなんともない。 映像制作側は他では見られない映像として撮影してるんだろうけど、つまらない映像を見せられる方は辟易してんだよね。


スチル撮影の天井カメラ
2017年から(共同通信のα7系)あったけど、天井に静止画撮影用のカメラも設置される様になった。 共同通信などだけど、東京オリンピックに向けた事前練習といった感じだろう。 今回は三台の静止画撮影用天井カメラがあってけど、選手が演技開始する前から『ガチャガチャガチャガチャ....』と天井からシャッター音が鳴っていた。 C社とN社のクラシックな一眼レフカメラが設置されていたけど、喧しいカメラで撮影するのはそろそろ止めてもらいたい。


アリーナ内のリモート制御席
ちなみに、撮影はリモート制御で行い、アリーナの上階席に撮影・制御要員がいる。 撮影した写真のクレジットは、その制御員の名前となる...多分。 今後、この様な撮影形態が普及してくると、アリーナで撮影出来るのはロボットだけになり、人間のカメラマンは立ち入り禁止になるだろう。 主催者はカメラマン席を用意する必要が無くなり観客に販売出来るし、セキュリティの面でも一石二鳥なのだ。


アリーナ内のカメラマン席
こんなに沢山のカメラマンは要らなくなっちゃうんだろうなぁ...ここはアリーナSS席として高額販売し、今の喧しい一眼レフと違った静かなカメラを持ったロボットがリンクサイドにへばり付いてれば必要な写真は撮れちゃうだろう。

選手を追いながら撮影するのはAIを活用したロボットの方が上手そうだし、ますます報道カメラヒューマンの存在価値が無くなりそうだ。

ロボットカメラやロボットカメラマンが全盛になったとき、それが日本製である保証はどこにもない...当然だけど...

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