SONY ILCE-9 at Dog Run | ドッグランで犬撮り

SONY ILCE-9 FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS(358mm) ISO:250 F:5.6 Tv:1/1600s
ILCE-9のVer3.00は公開停止されてますが、Ver2.00の状態でドッグランを駆けるワンちゃんを撮影してきた。 Ver1.00やVer1.01まではズームレンズと組み合わせて動体撮影に使えるカメラじゃなかったけど、Ver1.10でだいぶ改善され、Ver2.00になってからはAF-Cで連続撮影中にズーミングすると大きくピンボケする不具合は解消されていた。




急に横へ行っちゃったりもする
走る小型犬の撮影は相手が小さいので、撮影倍率が大きくなる...つまり、撮影距離が人物アスリートより近いし、相対速度が結構速ので意外と難しいのよ。 突っ走るワンちゃんを良いタイミングで画面いっぱいに収めて撮影するなら超望遠域を含むズームレンズと高速連写機との組み合わせが最適だ。


小型犬の撮影は低い位置から撮るのが基本

撮影対象が人物でも子供でも動物でも、撮影対象の眼の高さで撮るのが相手の気持ちになれる(と個人的に信じている)ので、小型犬の撮影なら腹這いで狙ったりするのがベストだ。 ところが、縦横無尽に走る小型犬をこんな姿勢だとカメラを追従させ難い。 なので、画面周辺でもAF出来てロックオン追尾などが出来るカメラなら撮影がとても楽になる。

EOS-1D X Mark II EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM ISO:160 F:5.6 Tv:1/1600s
さすがに EOS-1D X Mark II のAF限界性能は高い
近距離側の追従限界に関しては CANON EOS-1D X Mark II の方が高く、走ってくるワンちゃんを近距離まで追い切れる。

SONY ILCE-9の近距離追従性能はちょっと劣る
SONY ILCE-9 の近距離側追従性能は EOS にちょっとだけ劣るけど、走る犬のこんなクローズアップが必要な事は滅多に無いので、普通は SONY ILCE-9 のAF性能は EOS-1D X Mark II と遜色ない。 逆にILCE-9の方が連写駒速が速いので、ベストなポーズを写し止められる可能性が高い。

EOSと撮り比べてみて、最も問題なのはオートホワイトバランスの発色だと思う。 ソニーの発色が好きっていう人もいるだろうけど、僕はソニーの発色は全く好きになれないのだ...


いっぱい走ってお疲れかな
また遊んでねぇ

たま~に『ええぇぇ!』っていう不審なピント挙動があるけど、SONY ILCE-9 のVer2.00なら小型犬の撮影は充分可能で、速い連写駒速のおかげで良いシーンを写し止められた。 SONYの色が好きだっていう人も居るかも知れないけど、僕には違和感があるのでカスタムな発色スタイルが設定出来る様にして貰いたい。

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