Azalea Festival of Nezu Shrine | 根津神社 つつじ祭り

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鮮やかで様々なつつじが可憐に咲いていた
人生で初めて「つつじ祭り」中の根津神社に行ってきた...カミさんと。 通勤途中や会社の植え込みにはつつじが沢山あるけど、こんなに色々な種類があるとは知らなかった。

地下鉄東西線の東大前からでもイイんだけど、手っ取り早く行くなら千代田線の根津駅か便利だ。






日本文学にも登場する根津神社

正面の鳥居 つつじ園の前にある池 よく手入れされた素晴らしい株
根津神社は森鴎外の『青年』や夏目漱石の『道草』など、多くの文学作品に「根津権現」として登場している。 先に書いた様に、東京大学から近いので、文豪たちとゆかりのある場所なんだろう。

入口の鳥居のところから華やかなつつじ園が見え始める。 午前九時前なら観光客も少なくてリラックスして散策できそうだけど、昼になったら身動きが取れなくなるだろう。

今回、ちょっと残念なのは若干つつじのピークは過ぎてしまった様で、葉が目立つ株ももちらほら。 でも、日陰の株はつぼみの状態だったりするし、写真と違って「視線」は花にロックオンされているので、脳内は満開期分だ。

江戸時代の楼門が残っている東京の社殿等は根津神社だけだそうだ。
江戸時代から残る楼門
今の社殿ができたのは、五代将軍・徳川綱吉の時代らしい。 江戸の大火や世界大戦の空爆にも耐えたのは凄いし、国の重要文化財に指定されている。 上の写真は境内の楼門で、江戸時代の楼門が残っている東京の社殿等は根津神社だけだそうだ。

まだ午前10時前だったけど神社への参拝客が多いので、こちらはパスしてつつじ園へ直行した。


よく手入れされた つつじ苑

よく手入れされた つつじ苑
よく手入れされた つつじ苑
平成最後の「第50回つつじ祭り」の期間は、平成31年4月6日から5月6日まで。 開苑時間は 9時~17時30分(最終入苑17時30分、18時完全閉苑)となっていた。

約2000坪のつつじ苑には、約100種3000株のツツジが咲き競い、境内には甘酒茶屋、植木市、露店等がたくさん並んでいた。 種類が非常に多いので開花時期も異なり、早咲きから遅咲きへと花が移り変わり、長い期間様々なツツジを楽しむことができる。

つつじ苑はこの期間のみ開苑していて、「寄進料」200円で入苑出来る。 よく手入れされて綺麗なつつじ苑が200円で見られるのは安い。 でも、午前10時を過ぎたら...見物客が半端ない数になってきた。 こりゃのんびり散策なんて出来そうもないなぁ。


一株の花の色は同じかと思ったら、赤や白の花を付けちゃう株もあるのねぇ...知らなかった。 トップライトで撮ったのでアレだけど、赤でも紫でもなくてピンクのつつじが愛らしい。 薔薇の花の様に巻いた花を付けるつつじもある。 ソメイヨシノに対する八重桜の様で興味深い。
色違いの花を付ける株 ピンクの花が可憐なつつじ 薔薇のようなつつじ
木漏れ日に浮き上がる様な株があった。 静止画じゃわからないけど、スポットライトゆらゆらと艶やかに照らしていた。 中国語のお姉さんは自撮りに夢中。 綺麗な季節の思い出を沢山持って帰ってねぇ。 お年寄りたちはみんな同じ物を同じ様に激写している...高価なカメラをご購入頂き、おありがとうございます。
スポットライトの様に 当然、自撮ら~もいる みんなで同じ様に
斜面の上から俯瞰すると様々な色合いのつつじが見事だ。 千本鳥居もアクセントになっている。 季節もあるけど、つつじに群れる蝶って少ない。 踏み込めないので、この写真はトリミングした。 つつじと言われなきゃつつじだと思えない花もある。 背景に赤を配置すると、色付いたナナカマドみたいで秋の風情の様だ。
斜面の上から見たつつじ苑 アゲハ蝶 これでもつつじ
こんもりと手入れされた見事な彩のつつじの株にまじって化粧なしの株がひとつ。 これは意図された作品なんだろうか? つつじとしては異端的な黄色の花だ。 桜は花びらを飛ばしてあっぱれ感があるけど、つつじは花がボタボタと落ちるのでもの悲しい。
自由な一株? 黄色いユリの様なつつじ 落ちたつつじの花

千本鳥居と乙女稲荷

根津神社の千本鳥居も観光スポットとして有名だ。
根津神社の千本鳥居
根津神社の千本鳥居も観光スポットとして有名だ。 多分、千本は無いと思うけど、入口の待ち行列が半端ない。 この先に乙女稲荷があるんだけど、僕は別経路からショートカットさせて頂いた。

境内には稲荷神社が二つあり、千本鳥居の途中にあるのが乙女稲荷だ。 倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)は、古くから女神と考えられている神様らしい。 さすがに参拝者は女性ばかりで、働く女性の味方なのかな?

もみじ祭り中なので境内にはテキ屋の屋台が沢山出ていた。 射的なんて懐かしい。

別経路からショートカットして千本鳥居へ侵入。 あんらぁ、可愛いお嬢ちゃんが。 千本鳥居の途中にあるのが乙女稲荷だ。 もみじ祭り中なので境内にはテキ屋の屋台が沢山出ていた。 射的なんて懐かしい。
思い出...にも残ってないか 乙女稲荷 もじみ祭りの境内

カミさんの後ろ姿
京都の伏見稲荷の様に広くはないけど、遠目に撮影すれば鳥居が連なって外国人ウケする絵になる。 今日はカミさんの後ろ姿でフェードアウト。

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3 件のコメント :

  1. おはようございます。
    FE1635/4ZAはあまり口コミでは評判が良くないですが、しっかりとした写りですね。
    α9とSAL1635ZAやSAL2470ZAで充分楽しめると思いました。

    GMでなくてもきれいに撮っておられるので、とても参考になりありがたいです。
    こちらの方は今日まで曇りや雨なので、明日以降、藤・芝桜等を撮りに行こうと思います。

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    1. おはようございます。
      SEL1635Zの写りは24メガ機なら我慢できる限界でで、小さい事が最大のメリットです。
      SEL24240は10倍というズーム比はブラジルなど海外でも重宝しました。 光学性能はコレで我慢しようと思わせる便利さです。
      α9がVer5になってからピント精度が各段に良くなりましたので、ダメ写真が少なくなって『手放したい』と思う事はなくなりました。

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  2. おはようございます。
    便利ズームは旅行用に1本あっても良いかも知れませんね。
    軽いのも性能のうちですね。

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