Mission Complete

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SONY α9 で取材する女子カメラマン
上の写真は『EOS Kissじゃ綺麗に撮れないのぉ』という女子大生に期間中ず~っと僕の SONY α9 を貸してあげたのでした。

ソニーさんの手下みたいになっちゃいましたが、今回の大会には SONY α9 を使うトップカメラマンが確実に1人いるので、ソニーさんのサービスデポが設営されていると思ったけどありませんでした。
サービスデポでセンサー清掃して貰おうと思ってソニー機材を持って行ったんだけどねぇ。 という訳で、持ってきたカメラを女子大生に貸してあげたのよ。

照明環境の確認

会場の照明具合
先ずは会場の照明具合を確認し、ホワイトバランスのチェックを行う。 この会場は3種類のランプで照明され、リンクの場所によって色味が異なるのが困りものだ。 また、フリッカーもあるので、ホワイトバランスには神経を使う。

ホワイトバランスを決めても発色が渋ければ意味がない。 僕のカスタムピクチャースタイルMotorSportsV4を要望するカメラマンに渡し、カメラのホワイトバランスを設定をしてあげて準部が終わる。 カメラのオートホワイトバランスに任せたりすると、印象通りの色合いに仕上がらない。

僕の設定でこの様な写真を撮って頂いていた。


フリッカー現象もチェック

某社のミラーレスカメラを電子シャッター設定で撮影
メカシャッターで撮影した写真
某社のミラーレスカメラで電子シャッターを使って撮影してみると、9本ほどの縞模様が写り込んでしまう。
これは、センサーの読み出し速度が遅っい電子シャッター(ローリングシャッター)であるため、画面の上下方向に「ゆっくり」スキャンしている間に照明の明滅が9回も入ってしまい9本の縞模様として写り込んでしまうためだ。 勿論、某社のミラーレスカメラでもメカシャッターで撮影すれば左の写真の様に問題なく撮影できる。 ミラーレスカメラなので一眼レフの様なミラー駆動音は無いけど、メカシャッターの動作音は出てしまうのがちょっと残念。

ちなみに、この会場は奥と手前とでフリッカーの周期がズレていて、カメラのフリッカーレス機能がどちらのフリッカーに反応するかで撮影結果が変わってしまう。 ちょっと厄介な会場なのだ。


ピント調整は重要

ピント調整も必要(ピクセル等倍切り出し)
機材は未来永劫同じピント状態ではない。 メカ的な駆動部材が多いクラシックな一眼レフカメラはオートフォーカスの微調整も必要になる。 なんとなく眠い写真を撮っているプロも多いので、要望があれば現場でピントの微調整を施してカメラマンを試合撮影に送り出す。

静止している被写体でピント具合を調節し、動体でも撮影して狙った部分がガチピンになる様に仕上げてあげる。 大きくピントがずれている機材は落下などの衝撃を受けた可能性もあるけど、微妙なピント調整は髪の毛のシャープさなどに効いてくるのだ。

カメラの設定に詳しくない人もいるので、各シーンで素早く設定を換えて撮影する方法とかを教えたりもする。


お疲れさまでした

大勢のカメラマンたち
皆さん良い写真が撮れたかな? では、また来年会いましょう。

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