電池の持ち | Battery Life

ミラーレスカメラは電池が持たない?
ミラーレスカメラは光学ファインダーじゃないので、被写体を見るためには撮像素子や表示素子やエンジンを稼働させなきゃならない。 つまり、被写体を狙っているだけでも電池を消費してしまう。
2年以上前に SONY α7II を購入した頃は予備を含めて電池6個体制で撮影に臨んでいた。 実際に電池の消耗が激しくて『コレだからミラーレスは...』と思っていた。




発売日に購入した SONY α9 の電池は新しいZ電池になり、容量もアップしていたので電池3個体制で使い始めた。 でも、縦グリに電池を2個入れる関係から3個体制では不便なのですぐに4個制に変更した。 これは電池が持たないというより充電や交換の関係から一度に2個づつ交換したかったからである。

SONY α9 は一日中全員の撮影でも大丈夫だ
SONY ILCE-9 FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS ISO:10000 F:5.6 Tv:1/1000s
実際に朝から夜までフィギュアスケートの撮影を行い、18204駒(削除した駒もあるので、もう少し多い)以上撮影して縦グリップの電池2個で撮影しきった。 SONY α7II の電池と SONY α9 の電池とでは容量が異なるけど、SONY α9 の電池の持ちは格段に良くなっていると感じる。

縦グリップ内の小型電池2個なので、1個で撮影できる駒数は上記の半分だろうけど、電池交換無しで一日撮影しきれるメリットは大きい。 隣で撮影していたカメラマンのやかましい一眼レフより電池の持ちは良かったゾ。

最近発売された他社のフルサイズミラーレス一眼は見たことも触ったことも無いので、あれらの電池持ちがどうなのか判らないけどね。


取材現場で写真確認は必要か?
さて、電池の持ちはカメラの使い方にも左右される。 昔使っていた一眼デジカメではカメラで画像選択をし易かったので、撮影後も背面モニターで画像を確認していたけど、SONY α9 は撮影後の画像確認が絶望的にし難い。 なので、画像確認しようと思わないのである...そう、ライカ M-D の様に撮った写真は全てが終わってからパソコンで確認すれば良いという考えである。

スポーツ報道では『失敗したからもう一回お願いします』なんて訳には行かないから、速報じゃない限り確認・セレクトは後で良いのよ。 ソニーがこれを誘導する為に阿保な仕様にしたのなら褒めてあげるけど、多分違うだろうから褒めてあげない。

勿論、試合の写真じゃなく表彰式の写真だったりすると、撮影した写真を確認しながら(必要なら調整して)『三人でこちらを向いてくださ~い!』とか声かけして撮影する事はある。 この時は何百枚も撮らないので確認は容易だし撮り直せる。

上の写真は「あるカメラマン」が『この選手にはピントが合わないのは何で?』って尋ねられたので確認してみたけど、SONY α9 ではぬるピン写真はあるけど失敗ボケ写真は無いぞぅ...いきなり大ボケする病気はあるけど。


僕の充電器はサードパーティー製
SONY α9 と SONY α7II を使っていると、電池が異なるのが困りものだ。 そこで、電池2個を同時に充電出来てベースプレートを交換すれば様々な電池に対応できる充電器を使っている。 しかも、USB充電ポートがあるので、カメラを直接充電する事も可能で超便利だ。


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