僕のヤシカとの出会いは、ガキの頃に父親の YASHICA MINISTER を分解しちゃったのが初めてである。 今となっては何で分解しちゃったのか判らない...いや、思い出せないほど忘却の彼方の話である。
カメラって昔は超高級品だったから、父親が使っていたカメラはヤシカにしろローライにしろ、一流メーカーのカメラだけど最高峰の機種ではなかったなぁ。
YASHICAブランドについて
ヤシカは1975年に経営破綻し、1983年に京セラへ吸収され、2007年に京セラのカメラ事業撤退に伴い「ヤシカ」の商標権を香港の企業に売却した。 なので、今現在は日本じゃなくて香港のブランドのはずである。ティーザー動画は日本で撮影されている様だけど「October 2017, Kickstarter」とか「Expect the Unexpected」や「The Unprecedented Camera by YASHICA」って気になるなぁ。
YASHICA Electro 35 PROFESSIONAL |
これが僕のYASHICA。
でっかくて存在感がある YASHICA Electro 35 はなかなか良いカメラだった。
1966年に発売された Electro 35 はICを内蔵した国産初の電子シャッターカメラで、レンズは YASHINON DX45mm/F1.7 の大口径。 ローソク1本の灯かりでも撮影できる長時間(約30秒程度)の自動露出が可能だった。 そんな広告が記憶にある人は私と同年代か先輩ですな。
当時、スナップ撮影で目立たないブラックボディーがプロ写真家に好まれた事から、わざわざ「PROFESSIONAL」プレートを貼った Electro 35 の黒塗り製品が1968年に発売された。 個人的にはシルバーボディーより黒ボディーの方が締まって小さく見える...と思ったけど、やっぱりでかい。 販売台数は少ないらしく、誇らしく光る「PROFESSIONAL」プレートが空しいけど、今でも自動露出がちゃんと動作するカメラです。
このカメラにはアクセサリーとしてワイドコンバーターとテレコンバーターが用意されていて、アクセサリーシューに装着する構図確認用ファインダーも付属していた。 残念ながら、そのコンバーターセットを何処にしまったのか思い出せない...健忘症がかなり進んでますなぁ...
さて、10月にどんなYASHICAカメラが出てくるのか楽しみに待ちましょう。
ティザー写真 どんなカメラなのか想像が膨らむ |
ティザー写真 イイ所で撮影してますな やっぱ Electro 35? |