Astrophotography | 天体写真

天体写真撮影の様子
天体写真撮影は天気次第だけど、晴れても油断はできない。 強敵が夜露なのよねぇ。 撮影現場がアスファルト上なら比較的少ないけど、土の地面だとレンズ面に着く夜露に悩まされる。 なんせレンズを空へ向けているので、雨上がりの晴天時は酷い夜露になる。 レンズ面を「ほんわか」と温めるヒーターは欠かせない。


NGC2237 The Rosette Nebula EOS 20Da φ200mm Reflecting Telescope + VixenCCⅡ ISO:1600 Tv:5×12min.
冬に観られる いっかくじゅう座 のバラ星雲。 NGC2237~39、NGC2246の4個の星雲・星団が集まったもので、見かけの大きさは満月の2倍ほど。 写真で撮影すると、ばらの花のような赤い星雲の姿が浮かび上がるので、この愛称がある。 星雲の中央にある青い散開星団NGC2244が綺麗。


IC2118 Witch Head Nebula EOS 20Da VIXEN ED115S + BORG ED SuperReducer DG/F4 ISO:1600 Tv:16min.
オリオン座のすぐ西あるエリダヌス座に位置する「魔女の横顔星雲」。 写真右側が北極方向なので、日本からだと写真右が上になる。 その気で見れば魔女の横顔だけど、かなり怖い老婆といった感じですな。


Surface of the Sun EOS 60Da VIXEN FL70S + Tele Converter + Ha Fabry Perot interferometer
最も身近な恒星は太陽。 黒点なら普通の減光フィルターを通して観測できるけど、太陽方面の複雑な構造やプロミネンスなどは水素輝線スペクトルのHα線で観測すると良く判る。 改造途上で中断しているけど、綺麗な写真が撮影出来るように改造を再開したい。
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