Imaging Edge Desktop 3.7.02:バグは治ってなかった

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Imaging Edge Desktop 3.7.02
Imaging Edge Desktop 3.7.02

SONY Imaging Edge Desktop 3.7.02

 今シーズンの取材で、撮影から納品までのワークフロー環境を確認するため、使用する機材やアプリなどをチェックしていた。 使っている人は少ないと思うけど、僕は「Imaging Edge Desktop」の「Edit」を撮影画像のトリミング処理用にワークフローへ組み込みたいのだ。
Edit Ver.3.7.02.06210
Edit Ver.3.7.02.06210
 これまでの「Imaging Edge Desktop」の「Edit」には画像を開いて保存すると暗部のトーンが微妙に持ち上がってしまうバグがあり、前から指摘していたけど、ようやく修正してくれたらしい。 バグを修正したらしい最新版(3.7.02)で試してみたところ...治ってませんでした。

 真っ黒画像を読み込ませて保存したら真っ黒のままなので、治ったと思っていたけど、通常の画像だと治っていない事が判った。 ソニーさんへ「Edit」で保存前後のサンプル写真まで付けて修正のお願いをしたんだけどなぁ。

Edit 3.7.02.06210 で保存した結果(写真は以前にILCE-9で撮影したもの)

Edit 3.7.02.06210 で保存した結果(写真は以前にILCE-9M3で撮影したもの)

 上のサンプルで「Edit」で開いて保存した画像は暗部(髪の毛や背景暗部)のトーンが微妙に持ち上がっている事が判ると思う。 暗部のトーンが持ち上がる事で金髪は別として、黒髪が汚い印象になってしまうのが非常に困る。 「Photoshop」など他のアプリでトリミングしても良いのだけれど、「Edit」だとExif情報がキチンと保持されるので後で何かと重宝するのだ。
 暗部のトーンが持ち上がる現象はソニーの「Edit」特有のもので、「Photoshop」や「自作アプリ」で保存する場合に暗部のトーンが持ち上がるなんて事は絶対にない。 なお、不思議な事に「Edit」で画像を開いて保存しても真っ黒部は真っ黒部のままなのに、1カウントでも真っ黒じゃないと持ち上がってしまうのだ。 例えば、RGB=(0,0,0)なら(0,0,0)のままだけど、RGB=(1,1,1)なら(5,5,5)になり、RGB=(10,10,10)なら(18,18,18)に持ち上がってしまう。 このバグは僕が物心ついた頃から存在してるけど、何故ソニーさんはこのバグを放置したまま治せないんだろう? 一応、治ってないことをソニーさんに伝えて貰ったけど...
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