ASAHI OPT. Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135

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Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135
Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135(後期型)
 旭光学の Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 は光学系が異なる前期型と後期型がある。

レンズ名称発売年レンズ構成絞り羽根その他備考など
Super-Takumar 1:2.5/1351965-714群5枚6枚
Super-Multi-Coated
TAKUMAR 1:2.5/135
1971-724群5枚6枚開放測光対応化
マルチコート化
Super-Multi-Coated
 TAKUMAR 1:2.5/135
1972-756群6枚8枚レンズ構成変更

Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135(後期型)

Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 レンズ構成
レンズ構成
 Super-Takumar 1:2.5/135 は1965年に4群5枚構成のエルノスター型で製品化された。 1971年に開放測光対応とマルチコート化されたけど、翌年の1972年に6群6枚構成へと大きく変更された。 レンズタイプとしてはエルノスター型の前方に凸凹のダブレットを追加した構成になっている。
 前期型の評判が悪かった記憶は無いけど、性能向上を狙っての変更だったのだろう。 外観からは前期と後期を見分けにくいけど、絞り枚数をチェックすれば判り易い。 なお、後期型レンズはKマウントになっても同じ構成で SMC PENTAX 1:2.5/135 として商品化されている。 後期型の重量は470gと重めなので、ヤワなヘリコイドアダプターだとレンズがお辞儀ぎみになってしまうのが難点だ。

実写サンプル画像

Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 絞り:F2.5
絞り:F2.5
Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 絞り:F4
絞り:F4
Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 絞り:F5.6
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Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 絞り:F2.5
絞り:F2.5
Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 絞り:F5.6
絞り:F5.6
Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 絞り:F2.5
絞り:F2.5
Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 絞り:F2.5(EOS 5D MkⅡ)
絞り:F2.5
Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 絞り:F2.5(EOS 5D MkⅡ)
絞り:F2.5
Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 絞り:F2.5(EOS 5D MkⅡ)
絞り:F2.5
Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 絞り:F2.5
絞り:F2.5
Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 絞り:F2.5
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Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 絞り:F2.5 Tv:1/6400s(雨だれ)
絞り:F2.5
Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 絞り:F2.5
絞り:F2.5
Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 絞り:F2.5
絞り:F2.5
Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 絞り:F2.5
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Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 絞り:F4
絞り:F4
Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 絞り:F2.5
絞り:F2.5
Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 絞り:F2.5
絞り:F2.5
Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 絞り:F2.5
絞り:F2.5
Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 絞り:F5.6
絞り:F5.6
Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 絞り:F2.5
絞り:F2.5
 開放F2.5の画面隅では解像感が低下すけど概ね良好な描写だ。 ただし、明るいオールド望遠レンズなのでハイライト部に現れる色収差が少し気になる。 F5.6だと色収差・パープルフリンジも気にならないし、画面全域で解像感のあるヌケの良い描写が得られる。
 デジタルで撮影する場合は色収差を「ある程度」は補正できるので、開放で使えばポートレイトなどでシャープ過ぎない描写を活かせるだろう。 勿論、絞ればシャープな描写なので望遠風景写真でも充分に使える。

あとがき

 フォーカシングが全体繰り出し式ということもあり最短撮影距離が1.5mまでしか寄れないのが難点だ。 絞ればハイライト部の色収差も気にならなくなるし、解像感のある描写が得られる。 発色も良いし優秀なオールド望遠レンズだと思う。

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