MSI Prestige-14-A10SC-165JP

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MSI Prestige-14-A10SC-165JP
これまで使い継いだパソコンは10台以上あるだろう。 最初に買ったのは SORD M100 で、パソコンという言葉すら無かった時代だけど、FOTRANが使えて光学設計プログラムを開発出来る優れたマシンだった。 その SORD M100 に、秋葉原でICやらメモリ等を調達して Macintosh の様なGUI操作が出来る様に改造してOS機能を拡張して遊んでいた。
それからウン十年、パソコンは作るモノじゃなく既製品を買うモノとなって久しいけど、自分の現役パソコンはかな~り古くて処理にイライラしていた。


僕の旧型パソコンたち


ThinkPad X200 Tablet
僕のデスクトップマシンのCPUはインテル Core 2 Duo E8400 で、マザーボードも古いのでメモリが最大4GBしか搭載出来ないという代物だ。 これで画像処理するのは厳しく、AI機器学習に至っては一回の処理に720時間近く掛かってしまうし、ストレージI/OがSATAのみなので、入出力速度が遅くて撮影画像を保存・コピーするのも時間がかかる。

また、外出用のノートパソコンはThinkPad X200 Tabletという、これまた古いノートパソコンなので、画像処理は死ぬほど遅い。 しかも、グラフィック機能が貧弱で、最新アプリである Skylum の Luminar 4 をインストールしたら動作しない事が判明し、最新パソコンが欲しくなった。

行ったことがない南極大陸以外は一緒に旅してきた ThinkPad X200 Tablet だけど、余生はカミさんのWEB閲覧マシンとなるのである...それには充分な性能だけど、手の込んだ JavaScript を書くと遅いと感じる。



ノートパソコンでも最新型は速い!

ノートパソコンでも最新型は速い
ネット上で色々と比較して MSI Prestige-14-A10SC-165JP をチョイスした。 MSIのパソコンはゲーミングPCとして有名だけど、クリエイター向けのパソコンもあったのだ。
MSI Prestige-14-A10SC-165JP はインテル第10世代の最新CPUである Core i7-10710U が搭載されている。 さすがに6コア12スレッドは強力で、古いパソコンだと一晩要したノイズリダクションアプリがサクサク動いてくれる。 ちなみに、ノイズリダクション処理に12コア全てを割り付ける事も可能だけど、消費電力や発熱を考慮して6コアだけを割り付けてある。


グラフィック能力はデスクトップ機に近い

グラフィック能力はデスクトップ機に近い
Core i7-10710U自体のグラフィック性能はイマイチだけど、Prestige-14-A10SC-165JPにはGPU:NVIDIA GeForce GTX 1650 Max-Qを搭載しているので、通常のビジネスノートパソコンよりグラフィック能力が格段に高い。 懸案の Luminar 4 もちゃんと動作するので、外出先でもニキビ削除処理などを簡単に実施できる。

ちなみに、新しいパソコンへ Luminar 4 をインストールする場合、ライセンス数(個人用2台)の上限に達してしまう場合がある。 そんな時は、使わない(僕の場合は使えなかった)パソコンからLuminar 4をアンインストールした後、2日ほど経ってば新しいパソコンでアクティベートが可能になる。

パソコンの選択にあたり、MSIには4K対応の高精細モニターを搭載したノートパソコンもあったけど、かなり高価なのと自分の肉眼が腐っているのでHDモニターで充分だと判断した。 いずれにしても、これまで使い慣れた古いパソコンのモニターと発色・色域やコントラストが異なるのでキャリブレーション(多分、僕自身を)する必要がある。 古いパソコンと同じ様に仕上げた写真のハズなのに、古いパソコンで見てみると『あれぇ、違うゾ!』って事になる。


SSDは標準の512GBから1TBに変更した

SSDは標準の512GBから1TBに変更した
Prestige-14-A10SC-165JPの標準ストレージ容量は512GBのSSDだけど、外出先で撮影した写真を保存するには容量が心もとない。 これまでは1TBの外付けのSSDを使っていたけど、外付けじゃない方が運用し易い。 そこで、アクセス速度と耐久性と価格を考慮してTLCタイプで1TBの Samsung 970 EVO Plus SSD に交換した。 撮影した写真を現場で保存するストレージとして640GBを確保したので、数回分の取材には対応できるし、撮影中のTFP転送としても充分だろう。


Mac OS on Windows 10

Macintosh on Windows 10
昔から仮想マシン環境を使っていたけど、動作が遅くて簡単なテストや趣味やお試し以外に、本格的に使う気にはならなかった。 ところが Prestige-14-A10SC-165JP なら Windows 10 上で Macintosh OS X El Capitan が実用速度で動作しそうだ。 これなら自作プリをMacintoshで動作させる検討も可能だろう。

自作のWindows用画像ビュアーも仮想Macintoshで動作する
仮想Macintoshに「Wine」を導入すればWindows用アプリが動作する...動作しないアプリも多いけど。 僕の自作画像ビュアーはそれなりに動作するけど、仮想Macintosh上の仮想Windows環境なので動作がとろい。 また、Exif情報などを表示するフォントに問題がありそうなので修正が必要そうだ。

新しいパソコンのFTPサーバーに関するセットアップと接続・転送テストも済んだので、実戦投入は帯広のインターハイだなぁ。

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