NIKON COOLPIX W300 その後

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丸洗い出来る Nikon Coolpix W300
娘が Nikon Coolpix W300 を持って小笠原へ行っていた。 海で潜った後は、真水でまる洗いすればイイので、気を使わなくて良いタフカメラは便利だだけど、詳しい使い方を教えて無かったので、現地からLINEで『カメラの電池充電』とか『iPhoneへ動画を送る方法』とかを尋ねてきたけど、一応は使えていた様だった。



ストラップ

ネックストラップは片吊りにした
交換ネックストラップ?
付属のストラップは簡単に脱着出来ないので、海で使ったり陸でぶら提げたりするのに、直ぐに交換が出来ない。

そこで、冬季アジア大会の取材パスのストラップに脱着ソケットを付けて対応した。 これなら、気分に応じて五輪ストラップやワールドカップストラップに交換し易い。
脱着ソケットは二本で480円の安いフロートストラップから取ったものだ。


撮影地名情報が記録される?

撮影地名情報が表示されている
僕は Nikon Coolpix W300 をあまり使ってなかったけど、娘が鴨川シーワールドや日光や小笠原で撮影した写真を「カメラの背面液晶」で眺めてみたら、撮影地名称が日本語で表示されるじゃあ~りませんか。 説明書を読んでみると、『カメラが測位している場合、位置情報メニュー[POI設定]の[POI記録]を[する]にすると、現在地に最も近い地名情報も、撮影する画像に記録します』という事らしい...し、知らなかったよぉ...ニコンのビュアーで画像表示したらネット検索で地名表示されるのかと思ってたけど、カメラがその場で記録しちゃうのね。 多分、カメラに何万ヶ所もの地名情報が入っているんだと思うけど、新しく出来た観光スポットだと、位置情報は記録されても名称は記録されないという事なんだろう。 過去のファームウェアップデートで地名情報更新があったのか確認してみると...





各バージョンのファームウェア変更内容

ファームウェア Ver.1.2 から Ver.1.3 への変更内容

  • • 以下の現象を修正しました。
  • - タイムラプス動画撮影において、通常は1コマ目でピントが固定されるが、被写体の条件によって徐々にピント位置がずれていくことがある。



ファームウェア Ver.1.1 から Ver.1.2への変更内容

  • • [セットアップ]>[地域と日時]>[タイムゾーン]の[自宅]または[訪問先]で選択した画面において、選択中のタイムゾーンに含まれる主な都市の表示のみに変更しました。



ファームウェア Ver.1.0 から Ver.1.1 への変更内容

  • • 特定の(測位衛星「みちびき」(QZSS)を捕捉できる)地域で使用する場合に、位置情報の精度を向上しました。
  • • 下記の現象を修正しました。
    • - 水中で電源をONにするとフリーズする場合がある。
    • - アクティブガイド画面の位置情報表示で、“秒”表示が10進数になっている。


...特に地名情報更新は無かった様だし、僕のW300は最新版だった。

試しに、使用言語を「English」に変更しても、日本語で記録されちゃった名称は日本語で表示されてしまうので、英語で記録したい場合は、使用言語を「English」にしておく必要がある。

自作画像ビュアーも対応した
撮影画像のEXIF情報を解析してみると、MakerNoteにLocationInfoとしてUTF16形式で記録されている事が確認出来た。 UTF16のバイトオーダーに面食らったけど、自作画像ビュアーでもNIKONの撮影地名情報を表示できる様に対応し、後述の「おまかせシーンモード」で選択されたシーン情報の表示にも対応したぞ。


おまかせシーンモード

おまかせシーンモード:風景
普段はそれなりに機能してくれて、「風景」とか「夜景」とか「クローズアップ」などに切換っているんだけど、海へ行ったらおまかせシーンモードが大変なことになる。 海辺で撮影する時は、水中モードと水中以外とを頻繁に切換えるのは面倒なので、「おまかせ」にしておけば簡単じゃん...と、思ったら大失敗となる。


「風景」モードになってるから大丈夫
↑この写真は「風景」モードになっているから問題なく撮れている。

16秒後に撮った写真は「水中」モードになってしまった
↑16秒後に撮った写真は「水中」モードになったので、カラーバランスがおっぺけぺぇ。


水中撮影ではトーゼン「水中」モードになっている
↑水中撮影では「水中」シーンが選ばれて、水中でも普通に撮れている。


水辺の写真も「水中」モードになってしまった
一度潜って撮ったりすると、水中じゃないのに「水中」を選ばれてしまう事が多い。 しかも、「水中」シーンを選ばれて水中じゃなかった場合は、歪曲収差補正や色収差補正が「おっぺけぺぇ」になり、写真が酷すぎる。

説明書には『カメラを水の中から出した後、まれに、水中モードから他のシーンに自動で切換らないことがあります』と書いてあるけど、『まれ』じゃなく、『頻繁』だと思うんだけどねぇ。 想像するに、マイク音の特性などで判断しているんだろうけど、ライブ画像なども活用して、本当に水中かどうかをもっと賢く判断して貰いたい。

アプリで無理やり修正してやったぜ!
このカメラはRAW画像に対応していないので、JPEG画像を無理やり修正するしかない。 でも、JPEGに対しては補正の限界がある。 この防水カメラにはシーンを間違った場合の補正に大きな問題があるので、RAW画像にも対応するべきだと思う。

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