EOS 60Da に装着した SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CS |
APS-C用の超広角レンズ
SONY α7 II と SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CS |
『面倒だから全てフルサイズのボディーで統一すりゃイイじゃん』って話ではあるけど、僕の様に定年を過ぎてお金が無い人は昔に購入したAPS-Cサイズのカメラを棄てられない。 ましてや天体写真向けに水素のHαスペクトルが写る様に改造されたカメラであれば尚更に棄てられない。
Hαが写る EOS 60Da 用のレンズとして購入したんだけど、距離環の便感度が緩いのでピントのピークが大変判りずらい。 そして何により、僕の眼が背面液晶にピントが合わないのでカメラのピントを合わせる事が難しい。 今更だが、騒音が喧しくてマニュアルフォーカスも難しいクラシックな一眼レフは使いたくない。
ちなみに、私の EOS 60Da はファームウェアを改造し、ミラーアップでメカシャッターが開きっぱなし状態に出来るので、タイムラプス撮影をしていても全くの無音で撮影出来る。 一晩で数千駒撮影する様な場合でも、メカ耐久や摩耗ゴミの発生を気にしなくても良いのだ。。
マウント改造
レンズマウントはαAマウントをEOSマウントに改造した |
SAMYANGレンズは金属マウントだけど、たった3本のビスでエンプラモールド部材に取り付けられている。 エンプラ部材も柔らかめの素材なので、ビスを何度も外したり締めたりしていると、ネジ穴がバカ穴になりそうだ。
EOSレンズ通信チップの取り付け |
この通信チップはプログラマブルで、自分のレンズに応じた焦点距離や開放絞り値を設定出来る優れモノだ。 ただし、取り付け位置が悪いとカメラ内のDC/DCコンバーターを壊したりするので、良い子は真似しない方が良いだろう。
光学性能
EOS 60Da SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CS ISO:320 F:2.8 Tv:1s |
また、極僅かな片ボケが認められたので、マウントを SONY αA → CANON EOS 化する時に像面が50μほど傾く様に補正した。
タイムラプス動画で使ったら
タイムラプスならどんな感じになるか試してみた。 明るい都会の夜空をHDR風に仕上げたけど、致命的な街明かりゴーストも無いし、FHD程度の動画なら絞り開放でも大丈夫そうだ。
僕は高級な動画編集ソフトを持っていないので、トーンジャンプなどの荒が出ちゃってるけど我慢して観てください。m(_ _)m