中村陽子先生に学ぶワンちゃん撮影講座 |
中村陽子先生に学ぶワンちゃん撮影講座
来年は戌年だけど古い犬の写真しかないなぁ...と思ってたら、中野のフジヤカメラ店主催のペット撮影会があ~るじゃないですか。 しっ、しかも撮影対象は陽子先生...じゃなくて、センセんとこのモデル犬撮影を陽子センセが指導してくれる。一応「週末キヤノンフェア」なので EOS M100 + EF-M15-45 IS で撮影するのが基本らしく、フジヤカメラ店様から『SDカードだけ持って来て下さい』と留守番電話に連絡が入っていた。 ご丁寧にありがとうございます。
なんだか懐かしい中野ブロードウェイ
中野ブロードウェイ |
それにしても、この辺りに来たのは40年ぶりくらいだろうか? 大学生時代に安い中古カメラを探してフジヤカメラに来た記憶があるけど、ケンコートキナービルは新しいビルだし、あの時代にもあったのかしら?
陽子先生の講座
陽子先生のEOS講座とペット撮影講座 |
『ナルホ!』ってのが沢山あったので、興味がある方は機会を見つけてEOS学園で受講するのがお勧め。
SONY RX10M4 でバシバシ撮ってみる
SONYの高速メディア |
そこで、初めて SONY の SDXC UHS-II 対応の高速メディアを買ってみたんだけど、RAW+JPEGの書出し速度がど~も遅い。 確かめてみたら、SONY RX10M4のメディアスロットはUHS-II対応じゃない!
ソニーさん、メモリースティックなんて使う人は殆ど居ないんだから、UHS-II対応の高速スロットにすべきだよ。
実際には24駒/秒で撮れる必要は殆ど無いんだけど、ファンダー表示フィーリングの観点から、24駒/秒に設定しないと連写する気にならないんだよねぇ。
SONY RX10M4 の瞳AF
人物撮影の場合は瞳AFは結構使えるけど、犬顔でも瞳AFが働く「こと」がある。 RX10M4の瞳AFは SONY A9 に比べて働くまでワンテンポ遅れるのが惜しい。 まっ、価格差を考えたら仕方ないけど、瞳AFが働くまでもう少し速いと使いやすくなる。今回はモデル犬だったので、ジっとしてくれてるけど、普通のワンちゃんならちょこまか動くので応答性が高い事に越したことはない。
とはいえ、人物と違ってワンちゃんに対する瞳AFが働く確率はとても低いので、動作しない前提で撮影すべき。
ワンちゃんでも瞳AFが働く事がある |
SONY RX10M4 のパワーズーム
焦点距離が24mmから600mm相当の光学ズームなので、動画撮影を考えるとパワーズームであるメリットは高い。 手動のズームだと動画撮影中にズームすると画面がブレたり回転したりして、後で見ると実に気持ち悪い。ただし、AFしながらズームが出来る事が必須条件なんだけど、RX10M4はAF中にズーム出来ない仕様だった...知らなかった。
レリーズボタンの周りにズームレバーがあるので、このレバーを操作しながらシャッター半押しする事は無いだろうけど、RX10M4の鏡筒部分にはズームリングがある。 なので、シャッター半押しでAF(AFC)させながらズームリングを回すことは極自然な操作だ。
今回の撮影の様にワンちゃんが殆ど動かない場合は良いけど、ドッグランでの撮影だとAFしながらズーム出来ないのは最悪だぞぅ。 買う前にチェックすべきだったけど、こんな欠点をレビューしてくれた人っていたかなぁ?
AF中にズーム出来ないのは最悪だ |
まとめ
陽子先生・スタッフの皆さん、そしてワンちゃんのお陰で楽しい講習会でした |
さて、肝心な SONY RX10M4 ですが、フルサイズ機には遠く及ばないけど画質などは及第点をあげられるし、ロックオンAFの喰い付きも悪くないと思う。
また、ワンちゃんでも瞳AFが働く「こと」があるのは驚いたけど、α9などに比べると瞳AFが働くまでワンテンポ遅いのは仕方ない。
一番困るのは、AF中にパワーズーム出来るないことで、ファームウェアで改良してくれたら動き物撮影でも強い味方になってくれそうだ。
ちなみに、ソニー機全般に言えることだけど、シャッターボタンの出来が悪くてシャッターが切れるタイミングが判らない。 レリーズボタンをギュっと押し込んじゃうので、電子シャッターで手振れ防止が付いているのにブレ写真になる事が多い。