ADVIX ED115Sをアストログラフに改造

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運用中の ED115S DG/F4
 BORG製 ED SuperReducer DG/F4 を BORG 76ED に装着してみて、安価なEDアポ望遠鏡が非常に優秀な写真鏡になることを実感していたが、さすがに口径76mmでは物足りなく、もっと大口径の望遠鏡に装着したいと感じていました。 そこで、手持ちの ADVIX(VIXEN) ED115S を改造して ED SuperReducer DG/F4 を装着出来る様にしてみました。

BORG製 ED SuperReducer DG/F4 の構成

BORG製 ED SuperReducer DG/F4 の構成
 ADVIX ED115S は口径の割りに安価でコストパフォーマンスとしては悪くないのですが、フローライトに比べると青にじみが目立っていました。 BORG製 ED SuperReducer DG/F4 を装着することで、広い波長域に渡って色収差が良好に補正され、画面周辺での像面湾曲も無く、画面全域で良好な星像が得られる事がを確認出来ました。
JSO LS-12D でひとしきり遊んだ後ですが、今後は“ED115S DG/F4”が短焦点望遠鏡の主力になりそうです。

ADVIX ED115SS の改造
【改造前】
 鏡筒有効径:115㎜
  焦点距離:665mm
   口径比:F5.8
【改造後】
 鏡筒有効径:115㎜
  焦点距離:420mm
   口径比:F3.7

ED115S DG/F4 のファーストライト

2005.01.09 03:09 EOS 20D 14mm/2.8(4) ISO1600 30s 十国峠
 ADVIX ED115S DG/F4 のファーストライトは十国峠でした。 十国峠は天頂付近以外はかなり光害があります。 また、道路脇で撮影しているので、望遠鏡を低くすると通行車のヘッドライトをもろに食らいます。
 冬支度として、ヒーター熱を逃がさない様に鏡筒フードにはキャンプ用の厚手銀色ウレタンシートを巻いています。 これはお勧めです。

2005.01.09 03:52 EOS 20Da ED115SS DG/F4 ISO800 8m×3 EM-200 十国峠
 おとめ座銀河団が、結構シャープに写ってくれました。 ED115S 単体では青ハロが気になりましたが、この構成では青ハロは感じられません。 軸上色収差に関してはフローライトと遜色無い感じですが、画面周辺に行くほど倍率色収差が若干発生していることが確認出来ます。
 それから、今回の BORG SuperReducer DG/F4 は BORG 77ED 用のスペーサーを用いているため、画面周辺の像が悪化している事も考えられます。 次回はスペーサー無しで撮影してみようと思います。
 とにかく、口径比が明るくなるので、彗星などをはじめとして散光星雲や大型銀河の撮影に威力を発揮してくれそうです。 ただし、今回のおとめ座銀河団などの暗い銀河を撮影するときは露光時間を12分程度掛けないと良い結果が得られない様です。

ED115S DG/F4 のセカンドライト

2005.05.05 00:48 EOS 20Da ED115SS DG/F4 ISO800 8m×3 EM-200 富士山御殿場口
 ぼんやりした空で御殿場の光害も気になりましたが、結構写ってくれました。 このくらい写ってくれると気持ちいいですね。
肝心のスペーサー具合ですが、あまり変化が無い様です。
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